俺の開発研究所

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WindowsでDjVuファイルをPDFファイルへ一括変換するプログラム(バッチファイル)

      2016/07/03

DjVu(デジャヴ)」とは、画像圧縮形式の一つで、圧縮率が非常に高く、JPEGなどを大きく上回っている。

しかしながら、Adobe社のPDFに比べると普及率はかなり低い。

DjVuファイルの閲覧には、クミナス社の「DjVuブラウザプラグイン(無料)」を使用するのが一般的なようです。

今回は、WindowsでこのDjVuファイルをPDFファイルに変換するプログラム(バッチファイル)を組んでみました。

なお、今回のバージョンは以下です。

  • Windows 10 Home(64bit)
  • DjVuLibre 3.5.27(Windows(x86))

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DjVuからPDFへの手動変換

DjVuからPDFへ手動で変換する場合は、以下のような方法が考えられます。

  • DjVuビューア系ソフトの印刷機能で、Adobe AcrobatなどでPDF出力する。
  • DjVuビューア系ソフトのエクスポート機能で、PDFとして抽出・保存する。

ちなみに、クミナス社のDjVuブラウザプラグインにはPDFへのエクスポート機能はありません。

DjVuからPDFへの自動変換

DjVuからPDFへの変換を自動で行う場合は、自分でプログラムを組むことになります。

とは言っても、さすがに変換のところを自作は難しいので、そこはDjVu作者らによって開発されたフリーウェアの「DjVuLibre」に同梱されている「ddjvu」を使用します。

「ddjvu」はコマンドラインのDjVuデコーダーです。

また、DjVuLibreには「djview4」というDjVuビューアも同梱していて、こちらはPDFへのエクスポート機能も含まれています。

DjVuからPDFへの自動変換プログラム

ddjvuの使い方は以下のように、変換元DjVuファイルパスと出力先PDFファイルパスを指定する。

主なオプション(「ddjvu -help」で表示)はこちら。

  • 「-verbose」…処理メッセージを表示
  • 「-format」…出力フォーマット。pdf、tiffなど。
  • 「-quality」…画質(圧縮率)。25~150の間で指定。
  • 「-mode=black」…モノクロ出力

ということで、一括変換したい場合はどこかフォルダを指定してその中にあるDjVuファイルをループさせ、このコマンドを実行していけばいいわけですね。

まずは、DjVuLibreをインストールし、ddjvuを使用できるように、インストールフォルダ(「C:\Program Files (x86)\DjVuLibre」など)を環境変数「PATH」へ追記する。

そして、以下のようなプログラム(バッチファイル)を作成した。

これをコマンドラインから以下のように実行すれば、指定したフォルダ内のDjVuファイルを一括でPDFファイルへと変換する。

ファイル容量とかにもよりますが、変換には結構時間がかかりました。

そして、画質(圧縮率)の指定ですが、DjVuファイルは圧縮率がかなり高いので、そのまま100%でPDFへと変換するとかなりファイル容量が大きくなります。

元ファイルと同じぐらいの容量にするならば、70%ぐらいで指定するのが良いかもしれません。

以上。

参考サイト

How do I convert a DjVu document to PDF in Linux using only command line tools? – Super User

 - Windows