俺の開発研究所

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WindowsでVirtualBoxを使用してLinux(Ubuntu)を動作させる手順と設定

      2016/09/01

VirtualBox」は、Oracle社の無料で使える仮想化ソフトウェアで、WindowsやMac OS上にLinuxをインストールして動作させるというように、OS上に仮想化で別のOSを簡単に動作させることができる。

今回は、Windows 10にVirtualBoxをインストールして、Linux(Ubuntu)を動作させてみた。

ちなみに、ベースとなる端末上のOSを「ホストOS」、VirtualBox上のOSを「ゲストOS」と呼ぶ。

そのため、今回はホストOSが「Windows 10」、ゲストOSが「Linux(Ubuntu)」ということになる。

なお、今回のバージョンは以下です。

  • Windows 10 Home(64bit)
  • Ubuntu 14.04 LTS(64bit)
  • VirtualBox 5.0.24

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BIOSで仮想化機能を有効にする

まずはじめに、仮想化をソフトウェアを使用するにあたって、BIOSの設定で仮想化機能を有効にする必要がある。

PCを起動時にWindows画面が出てくる前にF2やF10、F12あたりのキーを押して、BIOSのセットアップ画面を開く。

Intelの場合だと、「Intel(R) Virtualization Technology(Intel-VT)」という項目があると思うので、これを有効(Enabled)にして保存しておく。

VirtualBoxのインストール

続いて、VirtualBox公式サイトより、インストーラーをダウンロードして、仮想化ソフトウェアのVirtualBoxをインストールする。

VirtualBoxで仮想マシンの作成とインストール

VirtualBoxをインストールしたら、VirtualBoxマネージャーを開き、仮想マシンを作成する。

Ubuntuの場合、ISOファイルを使用してインストールしてもいいが、仮想ハードディスクイメージが用意されていてダウンロードできるので、これを使用するのが手っ取り早い。

Ubuntu公式サイトの仮想ハードディスクイメージのダウンロードよりダウンロードして、任意の場所(「C:\VirtualMachines」など)に解凍して配置する。

ファイルサイズが大きいので、解凍にはフリーソフトの「Explzh」を使用した。(Lhaplusだと失敗するかも)

解凍・配置したら、VirtualBoxマネージャーで、以下のような設定で仮想マシンを新規作成する。

  • タイプ…「Linux」
  • バージョン…「Ubuntu(64bit)」
  • メモリサイズ…「1,000」(適当な値)
  • ハードディスク…「すでにある仮想ハードディスクファイルを使用する」(配置したファイルを指定)

続いて、起動して、システム設定のセットアップを行えば、完了です。

ということで、とりあえず…「Hello! Ubuntu!!」

Ubuntu

そしたら、ソフトウェア更新をしておきましょう。

「コンピュータとオンラインリソースを検索」で「update」と検索して、「ソフトウェアの更新」でアップデートします。

VirtualBoxとUbuntuの各種設定

続いて、VirtualBoxでUbuntuを使用するにあたって、設定しておいた方が便利なことをやっておきたいと思います。

ターミナル(端末)をランチャーへ登録

まずは、ターミナル(端末)を起動して、ランチャーへ登録しておく。

ターミナル起動のショートカットキーは、「Ctrl+Alt+T」なので、これで起動させてランチャー上のターミナルのアイコンを右クリックし、「Launcharへ登録」をクリック。

これで、次からランチャーのアイコンをクリックすれば、ターミナルが起動できる。

テキストエディタ(gedit)をランチャーへ登録

同様に、テキストエディタ(gedit)もランチャーへ登録する。

ターミナルから「gedit」と入力すると、テキストエディタが起動するので、上記の手順でランチャーへ登録する。

マウス統合

続いて、VirtualBoxの設定で、ホストOSとゲストOSのマウスを統合する。

そうすることで、ホストOSとゲストOS間で同じようにマウス操作ができるので、便利(その人によるが)。

ゲストOSのVirtualBoxのメニュー「入力」⇒「マウス統合」をクリックすればOK。

ちなみに、マウス統合していない状態でのゲストOS操作からホストOS操作に切り替える場合は、「Right Control」つまりキーボードの右側の「Ctrl」キーを押する。

クリップボード共有

マウスと同様に、ホストOSで何か調べてゲストOSで作業する場合に、クリップボードを共有しておくと非常に作業がしやすい。

これは、ゲストOSのVirtualBoxのメニュー「デバイス」⇒「クリップボードの共有」で設定可能。

共有フォルダ

最後に、ホストOSとゲストOS間の共有フォルダを設定しておくと、ファイルの受け渡しにとても便利だ。

これには、まずゲストOSに「Guest Additions」というものがインストールされている必要があるが、Ubuntuの仮想ハードディスクイメージを使用してセットアップした場合は、すでにインストールされているよう。

続いて、ホストOSの任意の場所(C:\Share\Ubuntu)にフォルダを作成し、ゲストOSのVirtualBoxのメニュー「デバイス」⇒「共有フォルダ」⇒「共有フォルダの設定」を開く。

「新規作成」ボタンをクリックし、先ほど作成したホストOSのフォルダパスを入力し、「自動マウント」、「永続化する」にチェックを入れておく。

その後、一度ゲストOSを再起動すると、「/media/sf_共有フォルダ名/」(今回の場合は、「/media/sf_Ubuntu/」)というディレクトリが見つかると思う。

このディレクトリの権限は「vboxsf」となっているので、以下のコマンドでログインユーザーに権限を与える。

一度ログアウト/ログインをすれば、このディレクトリにアクセスできるようになっているはずなので、ファイルの作成・編集・保存などを行い、ホストOSとゲストOSでそれが反映されているか確認しておこう。

これで、このディレクトリを通してホストOSとゲストOS間のファイルのやり取りが可能になった。

以上。

 - Linux(Ubuntu), VirtualBox